ご本尊

恋人たちを鑑賞する。以下ネタバレとかを含むので隠します。
ファーストカットはカツだったりする。もうねその時点で笑えます。心の中でほくそ笑みました。カツに関して言えばあんまし要らんことはしていない。tv版とそう変わらない程度に足を引っ張り人間不信に陥る。
カツはこの辺りにしておいて本編レビュー。
見所はタイトルにもあるように色んなカップルの有り様をまとめ上げた。新作カットが非常に多く*1おハゲ様、時めきました。
蒸れるからかパイロットスーツの前ジッパーをはだけて見せるファ・ユイリィエマ・シーン。目のやり所に困ります。エマさんのそれを目線に気にしつつ眺めるヘンケン・ベッケナー艦長。萌えます。
核パルスエンジンをいじると赤ちゃんが出来なくなるからエマさんには出て欲しくないなぁというヘンケン艦長のお約束シーンはもちろんアーガマ部隊からラー・ディッシュ部隊にカツを移したいというブライト艦長の提案にかっこよくエマさんをくれと宣言しうまく口説いてみせると力強く語るヘンケン艦長はとても生き生きと侠気溢れる海の男。
全体を通してちょこっと書くと青春グラフティ、一部中年なりかけとありますが。クワトロ大尉の私も独り身なんだとか呟くシーンも時めきます。
侠気というとベン・ウッダー率いるガルダ級の*2特攻、総員待避せよという感じの下り、もちろん後から追従してアウドムラに突っ込むことを志願する部下達。涙が出ます、王道とかベタとかそう言うのは抜きにして大好きです。
それを阻止せんとフォウが突っ込む新カット、愛を語らう泣けるシーンです。
Ζ対談でゆかなさんがそのシーン直後Ζガンダムが届けられファといちゃいちゃするカミーユに対し気分を害する下りがあったんです。それを念頭に置いて見た部分、メットが当たってキスできないよとかそう言うシチュ。本妻は強いというか特権階級というかフォウが気の毒すぎます。好きな男を宇宙に上げたのはそう言うことをさせるわけじゃないんだと、でもカミーユは女の子のほうに行ってしまう。尻が軽いのかハーレムが良いのかそれとも直感か、その後もサラ・ザビアロフにエロイ尋問をするのかという感じのカットが間を挟んで続いたりします。まあ主人公だし良いんだけどね。それですますのはよくないと頭では理解していますが。
んでラストの引きでハマーン様登場。ガザCの専用機でΖガンダムの顎をくいっとあげるなかなか時めきます。まだ関係を元に戻せるよ早く戻っておいでシャアという感じが見え隠れするその仕草、可愛いです。ノーマルスーツも時めきます。アポリーに名字が設定されたというのは驚きのシーンです。
でももっと驚きはロベルトの生死が全くわからないというかもうすでにいない扱い。やっぱ地球で何処とも無くお亡くなりになられたと言うことでしょうか。ジャブロー脱出の所だっけ?

第三部

タイトルは「星の鼓動は愛」。富野神はやっぱ凄いわ。準備稿の三つ巴でもたいがい凄いと思うがこんな詩的なタイトル、普通じゃ付けられない。

見終わって思ったこと

子供が欲しくなる、気分はヘンケン艦長。

*1:前回と比べて。

*2:劇中スードリという名前が出てこないため。