経費削減と命の値段

職場の回覧板で経費削減のためエコドライブを心がけろというネタ、空気圧チェックとか急発進急制動は避けるとか。まあそれは良い。
一番下の欄にエンジンブレーキを多用すると書いてある。
つまり制動のメーンはエンブレで締めの所をドラムの方で制御すると、理解してみる。オーバードライブをうまく使い制動距離を短くする技能をつかえという上のお達し。
素直に従うとして一番下の部分をちゃんとするとした場合。所属する部隊にそう言う乗り方をされる方のがあるのでそれでシミュレート。
ぶっちゃけブレーキシューはあんまり減りません。良いところで効いてくれます。
ただ一定の回転域に入るとクランクケース左部からカラカラと異音が聞こえてきます。専門家*1曰くカムチェーンが伸びているだそうです。カムチェーンに関しては一言で言うとシリンダーの動きとカムを連動させるためのチェーンです。
ハードにエンブレをかけ続けると構造上とりあえず伸縮のある部分、ドライブチェーンとカムチェーンに負担がかかるわけです。ドライブチェーンは外にあるので確認しやすく最悪交換となってもそんなに修理負担はありません。しかしカムチェーンだと開けてみないとどうなっているかわからない、ある意味ブラックボックス。当然開けるから回りはレストアされます。前回別のマシンがそれでドック入りしたときの期間が10日ほど、パーツストックの都合かなりかかったそうです。そりゃあエンジンパーツなんて言うほどストックされるわけないし。
預かり賃も派生。
長期的に起こりうるというか経年変化の範疇としてあり得るそうですがまあ乗り方が出てくるところ。2万kmぐらいではあまりないそうです。
単純にシュー交換の方が安く付くのはYour eyes'er more gonna・・・
と言うことで公用車は二段落としからのトラクションでしっかり寝かしてコーナーリングでガッテンしていただきます。
ガッテン・ガッテン・ガッテン